将来の進路に悩んでいる君へ|やりたいことをやった方が良い理由を解説

現代の日本では未だ終身雇用が根強く、「安定した会社に就職すること」をゴールとする人が多くいます。しかし本当に、このゴールは正しいと言えるのでしょうか。

本記事では、進路に迷ったら「やりたいことをやった方が良い理由」を解説します。

目次

死ぬ時に後悔したこと

自分の死を認識した時、「人生を振り返って後悔していること」で最も多いのが「自分の選んだ人生を歩めば良かった」という後悔です。

これはビル・パーキンス氏の著書『DIE WITH ZERO』や、ブロニー・ウェア氏の著書『死ぬ瞬間の5つの後悔』などの書籍で書かれています。

自分の選んだ人生とは

「周りの意見を聞くこと」と「周りの意見に従うこと」は別物です。

自分の選んだ人生とは、周りの意見は参考にしつつも、最終的には自分で選んだ進路に進み続けた人生を指します。

選択は覚悟を生む

選択は常に責任を伴います。責任は覚悟を生み、覚悟は継続に繋がり、継続は結果を出します。

「責任を他人に委ねる」と、その先の夢を追う覚悟は生まれません。

進路に正解はない

選択した進路の答え合わせは、人生の後半戦です。

周りが選択した進路でも、自分で選択した進路でも、その道を正解にするのは自分にしかできません。

若い時に失敗した方が良い

人生の中盤戦に入ると、失敗の重みが何倍にも増します。人生の後半戦では、挑戦の難易度が何倍にも増します。

成功者の最大の特徴は、リスク許容度の高さです。

このリスクは、若い時の挑戦が最も低いことを忘れてはいけません。

参考文献:セルフメイドの富裕層と相続による富裕層の性格的違い|Nature

やりたいことをやる効果

自分の目標を追いかけることは、その行為自体が良い効果を生みます。

自己決定理論では、人間の3つの基本的心理欲求「自律性」「有能感」「関係性」が満たされると、内発的モチベーションが向上し、自己効力感(自分にはできるという感覚)に繋がるとされます。

3つの基本的心理欲求とは?
  • 自律性
    • 自分の価値観に基づいて行動する。
  • 有能感
    • 自分の能力を発揮し、課題に挑戦する。
  • 関係性
    • 他者との繋がりを感じ、社会的に受け入れられる。

やりたいことをやる行為は、この「自律性」と「有能感」を向上させます。

参考文献:金銭的報酬が内発的動機を阻害する|PNAS

安定した生活と両立する3時間ルール

現代は「やりたいこと」と「安定した生活」が両立できる時代です。

長時間労働の割合は2010年を境に概ね減少傾向にあり、余暇時間を自分のやりたいことに時間を割くことができます。(もちろん「会社選び」は必要)

労働経済分析レポート|厚生労働省

1日3時間だけでも、10年間続ければ投下時間は1万950時間にも及びます。

自分のやりたいことの分野が何であれ、1万時間を投下すれば何かしらの結果が残るはずです。

ココがポイント!

1万時間の法則とは、どのような分野であっても1万時間の練習を積めば、トップレベルになれるという考え方です。マルコム・グラッドウェル氏が2008年に自身の著書で提唱し、現在はあらゆる分野で1つの指標として用いられます。

参考文献:外れ値たちの成功ストーリー|hachette Book Group

やりたいことに反対する心理(遅延割引)

やりたいことが周りから反対される理由は、総じて「自分のやりたいこと」の報酬が遅く、「普通の人がやっていること」の報酬が早いからです。

心理学の遅延割引理論では、報酬は遅れれば遅れるほど、その主観的な価値が下がるとされます。

遅延割引理論とは?

遅延割引とは、報酬が得られるまでの遅延時間によって、報酬の価値が主観的に低下する現象を指します。すぐにもらえる報酬の方が、未来にもらえる報酬よりも価値が高く感じられるのです。

参考文献:報酬の遅延と介在事象が報酬の価値に与える影響|T&F

つまり、失う目の前の利益(安定した雇用によって得られる給与)を過大評価し、将来の不確定な利益を過小評価することで、人は目の前の利益を優先しがちであるということです。

そして一度目の前の利益を優先してしまうと、現状維持バイアスによりその後の軌道修正が難しくなってしまいます。

やりたいことを見つけるマインドマップ

自分のやりたいことを見つける方法は意外と簡単です。

以下のように「自分にとって幸せとは」というテーマで、マインドマップを作成します。

下図ではあえて省いていますが、項目ごとに「なぜ?」を問いかけ、回答の明確化・目標の細分化を行います。

やりたいことの内容は、大層な目標である必要はありません。「お金が欲しい」「楽に働きたい」などなんでも良いのです。

マインドマップのアプリはいくつかありますが、私は無料で、かつGoogleアカウントで連携できるマインドマイスターをお勧めしています。

マインドマップ作成時の注意点

自分が何をしたいのか、その答えは自分にしか分かりません。「幼少期の自分はどんな性格だったか?」「学生時代は何に熱中していたか?」などの意見を家族や友人に聞くのは良いですが、基本的には率直な自分の答えを探しましょう。

最後に

今回は、進路に迷ったら「やりたいことをやった方が良い理由」を解説しました。

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参考文献

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