【モチベーションを保つ方法】継続する人と一緒にいるべき理由を現役の商社マンが解説します。

私は現役で商社の営業マンをしています。

自分の理想像を追いかけるモチベーションを保つには、

自分が置かれている環境を変えることや、人間関係の取捨選択をすることも重要になります。

今回は、「継続する人と一緒にいるべき理由」をテーマとし、環境が与える影響の大きさや、人間関係の弊害についてご紹介します。

こんな人に読んでほしい
  • モチベーションが保てない人
  • 継続する方法が知りたい人
新野くん

モチベーションが保てないのは、自分の怠惰が原因かと思ってたけど、環境も重要になるってこと?

くろひつじ

メン!そうだよ。「朱に交われば赤くなる」という言葉もあるように、継続するにはその『環境』にも気をつける必要があるんだ。

継続に『環境』が重要になるというのは、ある意味でモチベーションの出所を他者に委ねる他責思考に思えるかもしれません。

しかし、自分の何かを変えたい場合、まず環境から変化させた方が良いという意見があるのもまた事実です。

なお、今回も個人の独断と偏見を含みますので、酔った商社マンの話に付き合ってる気分で、気軽にお読みください。

目次

「継続する人」の割合

ある1つの事柄を行動し、続けられる人の割合は、一般に5%だと言われています。

そして、もし取り組んだ事柄が成果の出にくい分野の場合、その継続率はさらに下がります。

実際にブログなどの成果が出にくい分野は、3年後の継続率は5%よりさらに下がり、3%だと言われています。

新野くん

ひええ、めちゃくちゃ少ないね。

くろひつじ

そうだね。30人くらいのコミュニティの中に、1人いるかいないかの割合だからね。

新野くん

ちなみに「継続する」定義って何なの?仕事も継続に区分されるなら、もっと割合は多いはずだけど。

継続の定義

継続の定義とは、「成果の保証がない」事柄に対して「自己主導的に」取り組むことを指すのだと思います。

これは辞書などで定義されているわけではなく、人によって解釈が分かれる領域です。

しかし、あくまで解釈の問題であるからこそ

  • 給与が保証されている「仕事」
  • 勉学が保証されている「学校」

を継続できている人は、それだけで継続できる素質は十分にあると言えるでしょう。

成功には継続が必要

新野くん

じゃあ、なんで「保証のない事柄を継続すること」が重要視されてるの?

くろひつじ

それは、資本主義社会において経済的に成功するには、継続が唯一無二の方法だからなんだ。

家族からの贈与・相続に頼らず、自分で経済的に成功するには、例外なく「成果の保証がない事柄を継続する」必要があります。

これは意図せず趣味で始めた事柄であっても、意図的に本業で始めた事柄であっても同じことです。

だからこそ、成功したい人たちにとって、「継続」することが重要視されているのです。

「継続する人」と一緒にいるべき理由

「行動している人」が継続のモチベーションを保つには、周りも同じく「継続する人」に固めるのが最も効果的です。

これは普遍的な原則であり、人はその環境によって、良い方向にも悪い方向にも多大な影響を受けます。

環境が及ぼす影響

人は周りにいる5人の平均的な人になる

これはアメリカの起業家ジム・ローンが残した言葉であり、

人は周りにいる5人の平均的な「考え方・行動・価値観」になると言われています。

貧しい子どもが裕福な友人の多い環境で育った場合、将来の収入が高くなる

ハーバード大学・スタンフォード大学・ニューヨーク大学などによる共同研究チームは、アメリカに住む7200万人以上のFacebookユーザーを対象に、「推定した収入」と「住環境・友人関係」の関係性を調査しました。

調査の結果、貧しい家庭の子どもが「友人の70%が裕福」な環境で育った場合、成人後の所得が約20%上昇すると報告しています。

参考文献:Gigazine

なぜ「知っている人」や「行動している人」ではダメなのか

「知っている人」「行動している人」「継続している人」は、実は全く関連性はありません。

知っていれば行動できるわけではなく、行動していれば継続できるわけではないのです。

新野くん

割合からして徐々に少なくなっているから、当然っちゃ当然だね。

くろひつじ

そうだね。そしてこれらの人たちには、決定的な違いがあるんだ。

「知っている人」は「知らない人」よりタチが悪い

「知っている」けど行動しない人は、「知らない」から行動しない人よりタチが悪いです。

新野くん

ひどい言い方するね、、

くろひつじ

僕自身がこれに該当していたからね。その性質はよくわかるんだ。

「知っている人」は自分が行動できない””理由付け””をし、またその理由を他人に押し付けようとします。

知っているが故に知らない人に優越感を得て、しかし「行動している人」への劣等感から、最悪の場合その人たちを陥れようとします。

人は行動できない理由も、行動する理由も無限に付けることができます。すべては自分自身が決定権を握っているのです。

「行動している人」には成功体験がない

当然ながら、継続すれば成功できるわけではなく、予め決めた撤退基準に沿う場合は方向性を修正します。

しかし、その方向転換と継続を続けていけば、必ずいつかは成功します。(10年先・20年先になるかもしれませんが)

一方で、行動しただけで短期的に成功することは通常あり得ません。この成功体験がある人と無い人では、「継続に対する価値観」が大きく異なるのです。

人間関係の取捨選択に必要なこと

では、具体的に人間関係を取捨選択するには、どのようなことを意識すれば良いのでしょうか。

仕事の境界線と人間関係

仕事に関係する場面以外で、他人の話に耳を傾ける必要はありません。

これは大多数の人たちにとって共通している認識ですが、重要なのはこの『仕事に関係する場面』の境界線です。

  • 終業後の飲み会
  • 喫煙所の雑談
  • 無給の残業

例えば上記のような行事に参加しなかった場合、社内の人間関係に影響します。

新野くん

これが人間関係に影響するような会社ってどうなの?

くろひつじ

全くその通りなんだけど、一旦その話は置いておこう。

これを「誰かに愚痴を言いながら」付き合い続けるか、人間関係への影響を理解したうえで断絶するかで、自らの境界線が分かれます。

前者は総じて他責思考であり、自分に選択権がありながら””理由付け””をして自らの時間を費やす選択をしています。

人間関係への影響を理解したうえで、「継続する事柄がいつか好転するであろう」将来を信じ、断る勇気を持つことが必須なのです。

人間関係の弊害

そして、価値観の合わない人と共に同じ時間を過ごすことは、自分自身に多大なストレスを与えます。

それを(潜在的にでも)理解できているからこそ、退職などの大きな決断の理由に「人間関係」が上位となるのでしょう。

参考文献:厚生労働省

尊敬できる人の話を聞く

前述した通り、人の価値観は伝染します。

「尊敬できない人」の愚痴を聞き続ければ、「精神を病む」か「自分も同じ考えになる」かの2択しかありません。

尊敬できる人をできる限り側に置き、その一足一挙動を見ることに時間を使いましょう。

新野くん

尊敬できる人が周りにいない場合はどうすれば良いの?

くろひつじ

自分のコミュニティを広めるか、ネット上で見つけるかだね。

尊敬できる人の話を聞くことに、物理的な距離は関係ありません。

ネットから拾った言葉でも、それを受け止めた人次第によっては、その言葉は自身のバイブルになり得ます。

すべてにおいて尊敬できる人は存在しないかもしれませんが、自分自身に成長を与えてくれる人は必ず存在します。

鉄鋼王の墓石に刻まれた言葉

鉄鋼王と称された米国の大富豪アンドリュー・カーネギーの墓碑には、以下の言葉が刻まれています。

自分より賢き者を近づける術知りたる者、ここに眠る

自分より優秀な人材を周りに置くことは、自身のモチベーションも上げてくれます。

優秀な人材は向こうから来ることはありません。自分から「人を集める」選択をし、その中から探し出すのです。

最後に

今回は、「継続する人と一緒にいるべき理由」をテーマとし、環境が与える影響の大きさや、人間関係の弊害についてご紹介しました。

モチベーションを保ち続けるには、継続する環境と、ある意味で狂気のような『目標への渇望』が重要になると考えられます。

自身の人間関係や環境を変えることは勇気が入りますが、その目標をどれだけ渇望しているかで、難易度は大きく変わるでしょう。

今後も現代のビジネスマン向けに情報を発信していきますので、本ブログをブックマークして頂けますと幸いです。

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