自分の夢を叶えるには、日々の継続習慣が成功の可否を分けます。
本記事では、継続するための具体的な方法や、ゲーム要素を追加することで継続が楽になる理由を解説します。

- 継続とゲームの違いは、即時報酬と遅延報酬である。
- 遅延割引理論により、遅延報酬では報酬の価値が下がる。
- 継続に即時報酬の要素を追加することで、継続がゲームになる。
継続する方法
継続するには「好き・得意を活かせ」と言われますが、将来お金になるような分野で、かつ時間を忘れるほど好きなことは、多くの人は持ち合わせていません。
新野くん僕もゲームやYouTubeであれば時間を忘れるんだけど、お金になるような分野ではないよね。



そうだね。コンテンツは提供するより消費する方が面白いようにできているから、コンテンツが豊富な現代では尚更難しいよね。
何かを継続するには、自分が時間を忘れて没頭できるよう、その事柄に対する意識を変える必要があります。その自分の意識を変える方法が、『全ての物事に優先順位を付ける』と『継続をゲームにする』です。
全ての物事に優先順位を付けるには
この目的は、継続するための時間を確保することにあります。
私たちは日常生活の中で、小さな優先順位付けを無意識に行なっています。これを意識的に行い、自分が今やりたいことではなくやるべきことを行動に移すのです。



1日の終わりに自分の行動を以下のように言い換えて、自分に言い聞かせると良いよ。
- 今日私は残業を3時間した。
- 今日私は何々より残業の方を優先した。これが私のやるべきことか?
- 今日私はゲームを3時間した。
- 今日私は何々よりゲームの方を優先した。これが私のやるべきことか?
日常生活の優先順位付けを行うことで、限りある時間から本当に必要な事柄だけに時間を捻出できます。
もちろんこれは優先順位の低い物事を捨てる勇気が伴いますが、そもそもやるべきことではないため捨てることによるリスクは発生しません。



睡眠時間は削らないように注意してね!長期的に継続できるように心がけるんだ。
環境に変化を与える
また引越しや友人関係のリセットで、自分の環境を変えることもお勧めです。自分が無意識に選択している日常生活の優先順位が、環境の変化により一度リセットされます。
もし自分の居住環境や人間関係を変えたくない場合、電子機器(テレビ・パソコン・スマホ)の電源を切る、離れた場所に置く、捨てるなど小さな環境に変化を与えることも有効です。
目に見える場所に目標を置く
意識的に優先順位を変えられない人や、どうしても誘惑に負けてしまう人は、自分の目標を常に見える位置に置きましょう。より具体的な行動に落とし込み、自分に今やるべきことを意識させます。
目標がわからない場合は、自分の理想を言語化するため『自分にとって幸せとは』というテーマで、マインドマップを作成します。


上図ではあえて省いていますが、項目ごとに「なぜ?」を問いかけ、理想・目標の細分化を行います。
できるだけ具体的に、かつ数字を落とし込んだ内容にすれば、より自分の「やるべきこと」が明確になってきます。
マインドマップのアプリはいくつかありますが、私は無料で、かつGoogleアカウントで連携できるマインドマイスターをお勧めします。




自分が何をしたいのか、その答えは自分にしか分かりません。「幼少期の自分はどんな性格だったか?」「学生時代は何に熱中していたか?」などの意見を家族や友人に聞くのは良いですが、基本的には率直な自分の答えを探しましょう。
出口を明確に決める
物事を継続するには、いつまで走れば良いのかをあらかじめ決めた方が、途中で挫折する可能性が低くなります。
そこで参考にするべきは、1万時間の法則です。


1万時間の法則とは、どのような分野であっても1万時間の練習を積めば、トップレベルになれるという考え方です。マルコム・グラッドウェル氏が2008年に自身の著書で提唱し、現在はあらゆる分野で1つの指標として用いられます。
例えば毎日3時間ずつ、計10年間1つの事柄に取り組んだ場合、その投下時間は10,950時間となります。
この「1万時間達成すること」をゴールにすれば、達成後には何かしらの成果が残るはずです。
参考文献:外れ値たちの成功ストーリー|hachette Book Group
継続をゲームにするには
継続をゲームにするため、まずゲームはなぜ面白いのか学術的根拠を見てみましょう。
ゲームが面白い理由
報酬の刺激
- 脳内で達成感や報酬が得られると、ドーパミンが分泌されます。
- 特に「レベルアップ」「アイテム獲得」「敵に勝つ」瞬間にドーパミンが多く分泌され、快感を感じます。
没入体験
- ゲームはスキルと難易度が丁度良く釣り合うよう設計されており、時間を忘れる没入状態(フロー状態)に入りやすくなります。
- フロー状態では、集中力・幸福感・達成感が高まります。
即時フィードバック
- プレイヤーはすぐに行動の結果が得られるため、試行錯誤や学習に対して強いモチベーションが湧きます。
- 学習科学でも、即時フィードバックは動機付けと学習効率を高めると言われています。
継続とゲームの相違点
継続とゲームの相違点は、即時報酬と遅延報酬です。ゲームでは行動直後に報酬がありますが、継続はその難易度により数年間も報酬が発生しません。
心理学の遅延割引理論では、遅延報酬であるほどその後の継続率が下がるとされています。


遅延割引とは、報酬が得られるまでの遅延時間によって、報酬の価値が主観的に低下する現象を指します。すぐにもらえる報酬の方が、未来にもらえる報酬よりも価値が高く感じられるのです。
参考文献:報酬の遅延と介在事象が報酬の価値に与える影響|T&F
継続に報酬の刺激を付与する
そこで、継続に即時報酬の要素を追加します。まず、マインドマップで決めた自分の目標に対し「中間目標」を設けましょう。
中間目標の一例
- 起業の場合:取引先を1社獲得する。
- 副業の場合:10,000円/月の収益を得る。
- YouTubeの場合:登録者数300人を達成する。
この中間目標では、ある程度の過程を経て「案件・報酬・イイネ」などのフィードバックが自然に得られるようになるレベルに設定します。
継続で最も重要なのは、このフィードバックを得られない期間をどれだけ耐えるかです。
そして中間目標を達成するまでは、「自分が今日やるべきことを今日やったら報酬を与える」ルールを設定すれば、継続すること自体をゲームに変えることができます。
報酬はケチらない
自分は意外と正直です。
「貯金が減るから・太るから」などの理由で、将来を心配しながら与えた報酬は、自分を心の底から喜ばすことはできません。
報酬を与える際は、将来ではなく今の時間だけを考えましょう。フィードバックが得られるレベルに達すれば、その心配を払拭するほどの経験が得られます。
継続にレベリング要素を与える
先述した1万時間をレベル100とし、今現在のレベルを把握しましょう。
取り組んだ時間÷10,000時間=現在のレベル
継続はゲームとは違いやり始めが最も難易度が高く、多くの人がレベル10にも達成することなく消えていきます。
自分のレベル(ゴールまでの距離)を把握することで、未だ初級ステージから抜け出せていないことを自認できます。
フィードバックを得る
フィードバックが重要な理由は、人は第3者から評価されることで初めて自己承認欲求が満たされるためです。
もしどうしても誰かからの評価を得たい場合は、ChatGPTなどの生成AIに現在の成果物を評価してもらいましょう。


生成AIはテキストまたは画像であれば成果物を評価でき、その賞賛・評価・対策を客観的な視点で行ってくれます。
生成AIの種類は以下のブログで解説しておりますので、ぜひ合わせてお読みください。


最後に
今回は、継続するための具体的な方法や、ゲーム要素を追加することで継続が楽になる理由を解説しました。










