私は現役で商社の営業マンをしています。
私は元々ChatGPT-5 Plus会員でブログの執筆をしていましたが、DeepResearchの利用頻度の高さから、Pro会員へと移行しました。

今回は、実際にPro会員でChatGPTを利用している立場から、GPT-5におけるPlus会員とPro会員の違いや、動画生成AI「Sora2」についてご紹介します。

- 現在ChatGPT-5を利用しており、無料・Plus会員の方
 - 動画生成AI「Sora2」について興味がある方
 
Plus会員 vs Pro会員
ChatGPT Plus会員とPro会員の主な違いは3点あります。
1つは「利用料金」の違い。もう1つは「各機能の利用制限」の違い。そして最後に「利用できる機能が拡張する」という違いです。
利用料金
2025年10月時点のレートで、個人向け有料プランの金額は以下になります。どちらもサブスクリプション形式で、年額割引はありません。
- Plus会員…20USD(3,057円)/月
 - Pro会員…200USD(30,574円)/月
 

https://chatgpt.com/ja-JP/pricing
各機能の利用制限
Plus会員
- GPT-5:3時間当たり80メッセージ。上限到達後はGPT-5miniに自動切替。
 - GPT-5 Thinking:3,000メッセージ/週
 - エージェントモード:40回/月
 - Deep Research:25回/月
- 通常版(o3モデル)10回、軽量版(o4-miniモデル)15回
 
 - GPT4o(レガシーモデル):80回/週
 
Pro会員
- GPT-5:無制限
 - GPT-5 Thinking:無制限
 - エージェントモード:無制限
 - Deep Research:250回/月
- 通常版(o3モデル)125回、軽量版(o4-miniモデル)125回
 
 - GPT4o(レガシーモデル):無制限
 
エージェントモードやDeepResearchなどを頻繁に使用する場合は、Pro会員になることをお勧めします。
なお、各機能の実用性については、以下のブログでご紹介しておりますので、ぜひ合わせてお読みください。

新野くん↑のブログで解説してるけど、標準のGPT-5は仕事では使い物にならないよね。プロンプトによるかもしれないけど、、



そうだね。だからこそ、仕事用途で使う場合は各機能の「利用頻度」がネックになると思うよ。
新たに利用できる機能
Pro会員には、GPT-5をさらに深く推論させる「GPT-5 Pro」が搭載されています。これはより多くの計算リソースを投入して、課題に対し精度の高い回答を生成する特別なモードです。
このGPT-5 ProモードはPro会員専用で、Plus会員は利用できません。
GPT-5Pro vs GPT-5Thinking


Plus会員は手動で切り替えるか、テキストに””よく考えて””と追記することで「GPT-5 Thinking」を利用することができます。
GPT-5 Proは、このGPT-5 Thinkingを拡張した「派生モデル」であり、推論アルゴリズム自体はGPT-5に準じつつ、テスト時の計算量を増やすことで性能を引き上げたものです。
外部専門家が1,000件以上の実問題テストを用いた調査によれば、GPT-5 Proの回答がGPT-5 Thinkingより好まれた割合は約67.8%にものぼり、重大な誤りも約22%少なかったと報告されています。
参考文献:OpenAI
映像生成AI「Sora2」
2025年9月30日、OpenAIは新たに「Sora2」をリリースしました。
Sora2は従来の「Sora1」と比べ、物体の動きや相互作用を、物理法則に基づきリアルに生成する能力が向上しました。
しかし2025年10月現在、「Sora2」は日本ユーザーに対しては完全招待制となっており、例えChatGPT Pro会員であっても、「招待コード」無しで利用することはできません。
招待コードなしで利用するには、SoraのiOSアプリ(現時点で米国・カナダ限定)をダウンロードし、OpenAIアカウントでログインして、アクセス権が与えられるのを待つ必要があります。
招待コードとは
OpenAIは、招待制を採用する理由を「友人同士で一緒に参加できるようにするため」と説明しており、初期ユーザーには友人に共有できる招待コードが『1ユーザーあたり6つ』付与されます。
したがって、日本で利用するには招待コードを既存ユーザーから人づてに入手するしかなく、現在XやNoteなどでコードの共有が活発に行われています。
なお、OpenAIは段階的に対象地域の拡大やAPI提供も予定しており、ChatGPT Pro・Plus会員を優先し、順次アクセス範囲を広げていく方針です。



招待コードが全然入手できない状況が続いているね。Xで探してるけど、10秒くらいで使えなくなっちゃうよ。。



そうだね。この状況で招待コードを入手するのは困難だから、緩和されるか招待コードが撤廃されるまで待つしかないね。
招待コードを入力する手順
万が一招待コードを入手できたら、以下の手順で「Sora2」へアクセスします。
右上のメニューから「Sora」を選択します。


任意のユーザーネームを入力すると、招待コードを入力する選択画面が表示されます。
“”Enter invite code””を選択します。


招待コードを入力します。


※画面を閉じてしまった場合
Sora2には、Sora1のトップページ右下のボタンから常にアクセスが可能です。





招待コードなしでもSoraに入れたって人を見かけるけど、バグでもあるのかな?



断定はできないけど、Sora1は招待コードなしでも生成できるから、勘違いしてるのかもね。
利用制限
Sora2は、ChatGPTのPlus会員かPro会員かによって利用できる機能や生成の上限に差があります。
| 項目 | Plus会員 | Pro会員 | 
|---|---|---|
| モデル | Sora2のみ | Sora2・Sora2 Pro | 
| 動画の長さ | 5秒(720p)~最大10秒(480p) | 最大20秒 | 
| 解像度 | 最高720pまで | 最高1080pまで ※20秒フルに生成可能  | 
| 同時生成 | 最大2件まで | 最大5件まで | 
| 透かし | 透かしの入った動画が出力される。 ※ダウンロード時除去不可  | 透かし無しでダウンロード可能。 | 
| 回数制限 | 2025年10月現在 制限なし(今後設けられる可能性有り)  | 2025年10月現在 制限なし  | 


OpenAIによれば、Sora2 Proモデルは物理シミュレーション精度や映像の忠実度がより高いハイエンド版で、複雑なシーンや高品質映像の生成に向いているとされています。
参考文献:OpenAI
最後に
今回は、実際にPro会員でChatGPTを利用している立場から、GPT-5におけるPlus会員とPro会員の違いや、動画生成AI「Sora2」についてご紹介しました。
今後も現代のビジネスマン向けに情報を発信していきますので、本ブログをブックマークして頂けますと幸いです。





